たくっぷ日誌カンナバロ

「えびちゃんって誰?」発言で、嫁にバカにされる29歳自称「ヨーロッパ人の足」の持ち主、たくちゃんであります。

Wednesday, February 20, 2008

HD DVD敗北の要因を語る

 最近のニュースとして、次世代光ディスクの規格争いで東芝がすすめる「HD DVD」が、ソニーやパラソニックその他大勢が推し進めていた「ブルーレイ」に敗北したことが記憶にあたらしい。
 僕を含め周りの友人も、そのどちらかを誰も購入していない時点での決着だったために、「意外とあっさり決着がついて良かったなぁ」と、楽観視してしまうところであったが、そうはいかない。我々はさんかく隊オーディオ同好会として、このし烈な決着の要因をここに発表しなければならない。

 私の率直な意見を言わして頂くと「HD DVDって、なんか早口言葉みたいでいいづらい」ということである。
 「HD DVD」が勝利できなかった理由には、この点がものすごっく重要なポイントなのではないか。
 つまりこれはどういうことかというと。
 ある晩「ねぇ、今夜僕と一緒にブルーレイしようか」
 と、 「ねぇ、今夜僕と一緒にHD DVDしようか」
 を比べてみると、サマになるのはやっぱり「ブルーレイ」ということなのである。
 
 さらに、もうそれ以上略して発音しようがない「ブルーレイ」に比べ、「HD DVD」は略したいけどなかなか略せないネームという大欠点をもっているのである。
 「HD」はHigh Definitionの頭文字を取ったものらしいが、なぜこれが単純に「スーパーDVD」ではいけなかったのか。
 「スーパーDVD」であれば、略して「スパD」などと愛着をもって呼ばれたのではなかろうか。と思うのである。

 また、もうこれだけ市場に情報機器があふれかえってきてしまうと、ただでさえ横文字に弱い日本のお父さんたちはもう製品の名前を覚えられない状態になってしまうんですね。
 「「ブルーレイ」と「HD DVD」のどっちかを買おう!!」と意気込んでヤマダ電機に向かうお父さんたちも、店内にひたすら展示されている「HDカメラ」や「DVDカメラ」や「250GのHD内臓のDVDレコーダー」とかを目にしているうちに、「あれ?ブルーレイともう一種類あったけどあれなんだっけ?ああ、もうブルーレイでいいや」という気持ちになってしまい、ブルーレイのシェア拡大が進んだ訳なんであります。

 まぁ結論としては「ブルーレイ」のほうが言いやすくて覚えやすかった・・・・という事が言いたかっただけなんですけどね。