たくっぷ日誌カンナバロ

「えびちゃんって誰?」発言で、嫁にバカにされる29歳自称「ヨーロッパ人の足」の持ち主、たくちゃんであります。

Saturday, June 23, 2007

乗鞍でカップラーメンハイキング


 ピークを目指さない高原のトレッキングなるものが、チマタの中高年のおばちゃんたちの間では流行しているらしいですが、目指すものがなくなにがさんかく隊だぁ!!と馬鹿にしていた私ですが、実はこれがなかなか楽しい。
 この手のトレッキングの特徴は、なんと山登りの最大の難関であり、最大の嫌われポイントである、「登り」と「くだり」が極端に少ないことにあり、「こんな楽ならいくらでも歩いてもいいなぁ。」という気分にさせられちゃうことにあるのです。
 この日も、あまりの快晴のあまり、ついつい乗鞍高原の一之瀬牧場周辺にトレッキングに来てしまったわけでありますが、整備された山道に作られたベンチでお湯を沸かしカップラーメンでも食べちゃった時には、「ああ、森林のセラピー達よ。私を癒したまえ。」なんて、食後のピークに対する目標や、明日の下山の恐怖などまっさらも無いために、非常にまったりな気分になってしまうわけであります。

Thursday, June 21, 2007

メルヘンな草麦峠ハイキング


 気軽に原生林をハイキングしたいのであれば、草麦峠から白駒池へのハイキングがお勧め。

 標高2000メートルにある白駒池は、高原を通り過ぎた高山の雰囲気をもつ神秘的な池。6月下旬まで池周辺の密林には残雪が残り、晴天時には芽吹き始めた緑の美しさと、残雪の輝きと、野鳥のさえずりにより、人間社会で疲れきった我々の心を癒してくれる、まさに癒しのセラピーとマイナスイオン放出しまくりのオアシスなのです。

 さて、ところでこの草麦峠とはどこにあるのであるか?

 草麦峠は八ヶ岳の中央を、茅野から佐久へ抜ける299号線。別名メルヘン街道のこと。茅野市のメルヘン街道入り口より、曲りくねった山道(2斜線で綺麗な舗装)を曲がり曲がり登ること50回、標高2000メートルの草麦峠にたどり着くのであります。

 しかしなぜ?メルヘン街道いうロマンチックな名前がついてるかというと、街道沿いに無数にそびえたつ高級別荘の夜がさぞかしメルヘンなんだろ~なぁ。というメルヘン街道なんじゃないのか。と思う次第なのであります。

 草麦峠からは、赤岳や硫黄岳など険しい山々が連なる南八ヶ岳や、ピラタスロープウェイなども利用できる北八ヶ岳への登山道が整備されており、白駒池周辺のハイキングコースも豊富。白駒池1周のコースであれば山道も綺麗に整備されており、30分ほどで回ってこれ、専用の登山靴も不要。ジョギングシューズで十分なので、晴れの日のデートスポットにも人気があります。