たくっぷ日誌カンナバロ

「えびちゃんって誰?」発言で、嫁にバカにされる29歳自称「ヨーロッパ人の足」の持ち主、たくちゃんであります。

Thursday, August 31, 2006

八ヶ岳初登頂

 八ヶ岳の最高峰「赤岳」に登ってまいりました。
 標高2899メートル。今シーズン初の3000メーター級への日帰り登山です。
 中央道諏訪南インターより八ヶ岳方面へおよそ15分車を走らせ美濃戸口まで行きます。ここから、車高が低い車では走行不可能な林道を3キロほど進むと美濃戸の山荘地にたどり着き、ここより登山道がスタートします。
 美濃戸より八ヶ岳縦走のベース地となる行者小屋までは平坦な登りの登山道が2時間ほど続き、行者小屋からはキビシイ登り坂の連続。途中長い階段もあり、皆さま悲鳴を上げていました。この厳しい登りを1時間半ほど耐えしのげば、赤岳山頂の到着。
 山頂からは東南に富士山はもちろん、遠く北アルプスも展望できる大パノラマが広がります。
すぐ飽きてしまう無風景な登りが延々と続くわけではなく、日帰りでも午前中には下山できてしまうので、是非お勧めの登山コースです。


写真は、赤岳山頂より見た横岳

スイスへのスキー旅 ③

 初日の今日は、ツェマット駅前より標高3000メートルのゴルナーグラート駅までのびる登山鉄道、モンテローザ鉄道を利用しいざ待望のスキーへ出発。
 ツェルマットを出発した登山鉄道はおよそ15キロのゆったりとしたスピードで森の中を抜け、森林限界のためか木がまったく生えていない雪の原野の中をゴルナーグラート目指して走ります。ゲレンデ最上部?であるゴルナーグラートまで30分ほどの長旅となるため、「早く滑りたくて我慢できん!!」って人は地下鉄やゴンドラを利用しましょう。
 しかし、鉄道の窓からの景色は最高です。ツェルマットのシンボルであるマッターホルンはもちろん、スイスアルプス最高峰のモンテローザまで列車の窓からは大パノラマが広がります。列車は進行方向を向いて右側の座席を確保するのが得策。30分乗っても飽きない景色が待っています。

Friday, August 18, 2006

スイスへのスキー旅 ②

 いよいよツェルマットに到着して1日目の朝を迎えました。そこで心配なのがやっぱり天気。僕らが今回利用しているフェロートラベルのブログ情報では、前の前の週までは大雪が続いており、憧れのマッターホルンもまったく顔を出せない状況が続いていたという情報。昨晩は寒いだけで天気までわからなかっただけに、朝一番に部屋のカーテンを開けるときはドキドキしました。




















 しかし、見て下さい。この最高のあおてんを。カーテンを開けると手の届きそうなところにマッターホルンが!!これは凄い!!
 日本ではホテルや観光地のパンフレットの写真が非常に「うまく」作られており、写真イコールのイメージで観光現場に訪れるといささかショックなことが良くありますが、(特に志賀のホテル)今回はまさにパンフレット通り。「スイス人嘘つかない~わぁ」は本当でした。
 こんな景色を見てしまうと「もうすぐにでも滑りに行かねばならぬ!!」と塩原レーシングばりのスピードでゲレンデに行くところですが、ここはルーズな国イタリアの隣にあるスイスだけあっていささかのんびりなのであります。
 さて、気分を良くしたところでホテルのレストランに朝食に出発です。昨晩到着したとき部屋に簡単なウェルカムサービスが準備されており、そのハムとチーズが美味しかったので朝食も楽しみ。と思っていたのですが、レストランに着いてみると朝食のバイキングには、昨晩と同じハムとチーズと数種類のパンしかありませんでした。パンを含めその単品はとても美味しいのですが、ハムとチーズとパンしかない朝食がなんと一週間毎日続きました。基本的にスイッスランドの皆さんは、野菜が嫌いなのかあまり食べないらしく、朝食夕食ともサラダ類はほとんど出ません。

 朝食をすませ、スキーウェアに身を包みいざ集合場所に出発です。ツェルマット駅前に集まった後、レンタルスキーショップで板をレンタルします。レンタルショップには、「さすがスキー先進国」といわんばかりのバリバリのニュートップモデルのスキーが揃えられており、はっきり言って日本からわざわざスキーを担いで持っていく必要はありません。しかも、一週間分のレンタル料金を払えば板のチェンジは何回でも自由。英語が話せなくても、履いてみたい板を店員のところまで持っていき、「チェンジ、プリーズ」と言えば、地元のイケメン店員が、数秒で交換してくれます。
 初日に僕が履いた板はアトミックSL-11。かなりエッジもタイトにチューンされており、少し板に振り回されました。(ガイドに誘われ新雪に勝負を挑んだところ、岩の上を滑ったようで修復不能な大穴が板に開いてしまいました。自分の板持ってかなくてよかったです。)

Thursday, August 17, 2006

スイスへのスキーの旅 ①

 今回から昨年の2月にスキーツアーで訪れたスイスのツェルマットの話題を少し。

 過去、カナダ、ニュージーランドとスキーでしか海外旅行に行ったことがない僕ですが、やっぱり本物のアルプスでスキーがしたい!!と思い、スイスのツェルマットに行ってきました。
 ツェルマットといえば、ヨーロッパスキーリゾートの王道で、誰もが知っているあのマッターホルンが見える町として有名です。環境に配慮してガソリン車の乗り入れが禁止されているツェルマットですが、1600メートルの標高で真冬の2月ということもありさすがに寒い。夜ともなると気温は氷点下30度にもなり、町を出歩くにはスキーウェアが必需品となる極寒の地です。

 さて、スイスはツェルマットまでの道のりは、成田空港からイタリアはミラノにあるマルペンサ国際空港までおよそ10時間。アリタリア航空の最新鋭ボーイング777なので、各座席にてムービーがお楽しみいただけます。ちなみに、当時日本でも公開したてのトムハンクス主演映画「ターミナル」が楽しめました。
 ながーい飛行機の旅が終わると、今度はミラノよりバスの旅となります。ミラノ到着が現地時間の8時過ぎなので、バスからの景色は真っ暗。街灯の明かりでたまに見えるイタリアの街に「こういう町並みでかのロベルトバッジォも育ったのか。」と哀愁を感じ外を眺めていましたが、ミラノからツェルマットまでおよそ3時間のバスツアーは飛行機疲れで爆睡となりました。
 ここで気になることがひとつ。イタリアからスイスへの国境をバスで通過しましたが、別にパスポートって必要ないんですね。国境にて国境警備隊らしきライフルと肩にかけた青年がバスに乗り込んできましたが、入り口で「ようこそスイスへ」(と言ったかは僕の語学力では不明)と険しい顔で言い放っただけで、パスポートはノーチェック。パスポートの「入国」「出国」欄のハンコの数を自慢にしている海外旅行ファンにとっては非常に残念な国境です。
 3時間ものバスの旅が終わり眼を覚ましても、まだツェルマットには着きません。着いたのはツェルマットのひとつ前の町。ガソリン車の乗り入れが禁止されているツェルマットへはひとつ前の町より電車にて行かねばなりません。
 ようやくツェルマットへ着いたのは夜の11時。ガイドに案内され、4人乗りの電気自動車でホテルまで向かいやっとこさ目的地のツェルマットまで到着しました。今夜は時差ボケもなく爆睡です。
 

Wednesday, August 09, 2006

木曽馬


 すこしでも夏の暑さから逃れようと、開田高原に行ってきました。しかし、標高1100メートルを誇る高原といえどもさすがに暑い!!道路わきの温度計は31度を表示しており、とても日なたには立っていられない状況です。
 そんななか、暑さをふきとばしてくれるのがお馬さんのアニマルセラピー。開田高原には木曽馬の観光牧場があり、お馬さんとふれあうことができます。
 200坪ほどの面積のサクの中に10頭ほどの木曽馬が放牧されており、サクの外からお馬さんに草を食べさせたりできるほか、乗馬コーナーでは1回5分ほどの時間、公園内を木曽馬にまたがってお散歩できます。乗馬しているのはほぼ全員が子供だったので、28歳の僕は乗馬できませんでしたが、一回500円程度と安いので、子供連れには最高ですね。

Friday, August 04, 2006

いよいよ知事選挙です。


いよいよ長野県知事選挙がせまってまいりました。が能天気な私には迷惑なことばかりであります。
 私の勤めている会社では、某立候補者を推薦しており、本日候補者が商店街に演説に来るとのことから、総務部は電話番を残して全員演説に参加せよ!!と指令がくだったのでありました。しかし、候補者が演説にこられた時間がなんと12時30分。それは、私の仕事場の唯一の楽しみである昼休み時間だったのであります。
 サラリーマンの憩いのひと時を奪ってまで当選したいのか!!
 と、その日は昼休みに「六三四の剣」を読もうと楽しみにしていた私は思わず激怒してしましましたが、しかたなく候補者の演説に拍手をしてまいりました。